腰痛の症状や原因とは？痛みを和らげる方法や予防方法を解説

腰痛とは？

腰痛は、「筋肉性」「関節性」「靭帯性」の大きく３つに分けられます。
痛めた箇所によって分類されますが、複合的な場合も多いです。
この中で特に多いのが筋肉性の腰痛です。
腰から背中にかけての筋肉が固まり、急な動きで筋肉が傷ついてしまったり、長時間同じ姿勢を続けて筋肉に小さな傷を繰り返して慢性的な腰痛になってしまうのです。
筋肉性の腰痛を起こさないためには、普段からストレッチを行い、筋肉の柔軟性を保つことを心がけてください。
関節性の腰痛は簡単にいえば捻挫です。
柔軟性を失った関節に急激な負荷が加えられて関節を捻って痛めてしまいます。
これを防ぐためにも関節の柔軟性を保つストレッチがとても大切です。

腰痛になってしまう主な原因とメカニズム

腰痛を引き起こす原因は多岐に渡ります。
不良姿勢やインナーマッスルの低下で、背中から腰までの筋肉が酸欠状態で固くなると痛めやすいです。
ほかにもこれといった原因がないのに痛めてしまうこともあります。
一度痛めてしまった腰が昼間は平気なのに朝方になると痛んだりもします。
これは器質的な腰痛（原因のある腰痛）ではなく、心因性の腰痛（心からくる腰痛）だと考えられます。
この場合は腰だけに問題があるのではなく、自律神経の乱れから腰痛を引き起こしている可能性も疑われます。
それゆえに普段からのストレッチ、運動、施術が大切です。
加えて自律神経の乱れも腰痛の原因になりますので、ゆっくり休養する時間を設けてください！

腰痛の痛みと主な症状

当院に通院されている患者さんの中で、もっとも多い症状が腰痛です。
困ったことに、一度腰痛を経験された方のほとんどが繰り返し腰を痛めています。
その理由は、しっかり最後まで治さず、痛みが引いたら自己判断で施術を中断してしまう方が少なくないのです。
最初に痛めてしまう理由には、筋肉の酸欠からくる筋緊張による負担に耐きれずに起こるもの、何気ない動作で痛めてしまうものが多いです。
主な症状としては、ズキズキとした痛み、ズーンと重たい痛み、腰から下肢にかけての痛み、痺れなどがあります。
どんな症状も日常生活をつらくしてしまうので、日頃からのケアを頑張りましょう。
予防策としては運動習慣と水分補給が大切です。

腰痛の対処法と注意点

腰痛に関しては、痛めてからの対処より、傷めないためにはどうすればよいのかを考えたほうが良いと思います。
そのために見直したいのが、日頃の運動、ストレッチ、水分補給の状態です。
運動については激しい運動や筋トレではなく、毎日身体を動かす意識を持つことが大切です。
習慣化することで筋肉への血流が増し、痛めにくい筋肉ができます。
水分補給は身体の約60％が水分で占められていますから、不足すると筋肉が固くなって痛めやすくなってしまいます。
体格や身体の使い方によっても異なりますが、１日２ℓを目安に水分を摂るようにしましょう。
腰痛の注意点としては、ズキズキ痛む時は、お風呂などで温めたりせず冷やしてください。

腰痛の施術法、即効性のある対処法

ぎっくり腰になった時、ズキズキと痛む、じっとしていても痛むようであれば、患部を冷やしてください。
痛めた直後は患部が炎症を起こしていますから、症状を抑えるためにも、当日から翌日辺りまでは冷却を繰り返してください。
施術せずに１～２週間放置していると痛み自体は引くこともありますが、組織損傷は残ったままなので、しっかり施術を受けなければ高い確率で再発リスクを抱えてしまいます。
当院では、ハイボルトという高周波を使って痛みを除去する施術を行っています。
痛みをとる、筋肉を活性化する、神経循環を上げる効果が期待でき、早期の除痛と施術後の状態の安定も望めます。
腰痛でお困りの方は、お気軽に当院へお越しください！

整体が向いている腰痛

腰痛の施術法は数多くありますが、整体は文字通り、身体のゆがみやずれを整えるための施術です。
はじめに身体がゆがんでしまう原因について考えてみましょう。
実は、身体は基本的にゆがんでいます。
それ自体は仕方ありませんが、これが痛みの原因となったら問題です。
痛くなりはじめてからの施術では遅く、その前に痛みを出現させないように身体を整える必要があります。
筋肉にストレスをかけ続けて痛みを誘発しないように、普段から脚を組まない、片脚体重にしない意識を持ちましょう。
身体のゆがみからくる腰痛は、整体によって筋肉や関節のストレスを軽減することで、発症予防につながりますので、ぜひ当院で身体を整えましょう！

腰痛に関するQ&A

Q. 腰痛によく効くストレッチ方法は何ですか？
A. 緊張した筋肉をほぐすストレッチが有効的です。
筋肉の緊張が和らぎ、可動域が広がり、腰椎への負担を軽減できます。
「腸腰筋のストレッチ」や「脊柱起立筋のストレッチ」がおすすめです。

Q. 腰痛の原因は何ですか？
A. 腰痛の原因は様々ですが、最も一般的な原因としては、筋肉や靭帯の緊張、椎間板ヘルニア・坐骨神経痛・脊柱管狭窄症などが考えられます。
まず、身体の状態を確認し、根本原因を見極め、症状改善を図りますので、ぜひ一度ご来院ください。

Q. 腰痛になったのですがお風呂は入れますか？
A. 38～40度のぬるめのお湯をいれ、みぞおちぐらいまで浸かるようにしましょう。
おすすめの入浴時間は、20～30分程度です。

Q. 腰痛の改善には腹筋を鍛えればいいと聞いたのですが、本当ですか？
A. 改善の効果は期待できます。
腹筋が低下することで、姿勢不良になり、腰痛の原因になりえることがあります。
腹筋を鍛えることで、正しい姿勢になり、脊柱や関節への負荷を均等に分散し、腰部の安定性を向上させることができます。

Q. ぎっくり腰を再発しないためにはどのようなことに気をつけて生活すればよいですか？
A. 「座り続ける時間を減らす」「お風呂で身体を温める」「普段から運動を行う」を意識して生活しましょう。

Q. 腰痛の施術を受けるときどのような服装で行けばよいですか？
A. 動きやすい服装でお越しいただければと思います。